権代敦彦:R.I.P. ~Glas「弔鐘」(1999)
リュック・ブレウェイズ:Pyramids in Syberia (1989) 日本初演
ガリーナ・ウストヴォルスカヤ:Piano Sonata No.6 (1988)
ペーテル・エトヴェシュ : Erdenklavier - Himmelklavier -Version I (2003)
モートン・フェルドマン:Palais de Mari(1986)
演奏者:大宅裕(ピアノ)
大宅裕 ピアノリサイタル
~祈りの時代に
公演日時:2011年7月24日(日) 16:00開演
会場:松濤サロン
料金:3000円(全席自由)
親子券:4000円(おふたり)
パスリゾーム・メンバー:2500円(前売りのみ)
コメント:http://yutakaoya2011.jimdo.com/program/より
ベルギー在住、ヨーロッパを中心に活躍するピアニスト、大宅裕。
近現代音楽のスペシャリストとして作曲家からの信頼も厚い大宅は、新作の初演も数多く手がけています。室内楽を音楽活動の軸足としながら、ソロ、オーケストラに加え、ダンス、演劇分野とのコラボレーションも行う、ドメスティックな視座に留まらない音楽を届けるピアニストです。
「怒り」と「祈り」。 今回のプログラムには、今なお続く 311 以降の災禍に対して の、大宅の想いが込められています。
1999年に作曲された権代作品は再演。世紀末への祈祷の音が、今の日本にもたらす響き。”Pyramids in Syberia”(日本初演) では、大宅との親交も深いブレウェイズの怒涛のような超絶技巧の音句のなかで、現代に生きる私たちへの問いかけが為されます。チェルノブイリの事故後に書かれたウストヴォル スカヤの「ピアノソナタ第 6 番」は、非常に激烈な怒りの音楽。そして大宅が最大限の共感を寄せるフェルドマンの音楽には、静謐かつ果てしなく厳しい世界が存在します。
奏者の息遣いまで感じられる距離で、音楽は聴き手と対話をはじめます。
大宅裕が祈りの時代に捧げるプログラムは、必ずや「あなたの」心に今この時に響くでしょう。
主催:イメージエア音楽事務所
問合せ先:イメージエア音楽事務所 [email protected]
カフェ・タカギクラヴィア(チケット取り扱い) 03-3770-9611
URI:http://yutakaoya2011.jimdo.com/
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