公演名:コンサートジェネシス(始原) V 伝統の進行形
公演日時:2010年11月3日(水)14:00開演
料金:2500円
プログラム:
第1部
古代エジプト アーチェドハープ(弓形ハープ/カイロ博物館所蔵)の復元解説と委嘱作品演奏 <ネクロポリス・テーベの壁画 クァルテットの楽器たち>
解説:木戸敏郎
作曲:三輪眞弘
演奏:摩寿意英子(アーチェドハープ) 西垣林太郎(リュート)
中村仁美(アウロス) さかいれいしゅう(キターラ、歌)
第2部
雅楽の楽器の為の「3つの断章」
演奏:雅楽楽器(龍笛・笙・篳篥・琵琶・箏・打物):
コメント:http://www.k-pac.org/performance/20101112b.html より引用
復元した始原楽器で現代音楽の演奏を試みる「ジェネシス」シリーズの第五弾。 元・国立劇場演出室長、現・舞台芸術研究センター主任研究員である木戸敏郎が、正倉院楽器の復元を長年手がけてきた実績をもとに、古代文明の楽器たちを復元。現代の作曲家に新曲を依頼し、演奏を行うコンサートです。 今回は古代エジプトのアーチェドハープを復元。これまでの復元楽器と合わせて<ネクロポリス・テーベの壁画 クァルテットの楽器>4つが復元されたこととなり、解説を交えながら古代の音色を楽しんでいただきます。 始源楽器であるこれらの楽器たちは、古代の化石ではなく、今も花咲かせる原種の植物。品種改良でDNAが衰弱した現行の楽器たちがすでに失ってしまった「音の情報量を豊富に内包している基調な原種」であります。バイオテクノロジーに原種のDNAが不可欠なように、新しい音楽文化の展開に始原楽器が果たす役割は大きな可能性を秘めていると言えるでしょう。
問合せ先:創造する伝統実行委員会
URI:http://www.a-and-c.jp/images/top2010/img_100914_2.pdf
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