ジョン・ケージ: "Ryoanji"
一柳慧: "Sapporo"
キャシー・ミリケン: "Round Robin"
for piccolo flute, flute und bass flute (2001)
アンソニー・チャン: "Roundabouts" (2009)
Commissioned by Ueli Wiget (world premier on 6 March 2010 at Eclatconcerts Fribourg). For Ueli Wiget, and to George Benjamin on his 50th birthday.
ユン・ファ・チョー: "Über die allmähliche Verfertigung der Gedanken"
for violin solo (2006/2007)
ほか(上記は演奏予定曲目)
演奏者:アカデミー受講者と講師 (アンサンブル・モデルン・メンバー)
ディートマー・ウィズナー(アンサンブル・モデルン / フルート)
ウエリ・ヴィゲット(アンサンブル・モデルン / ピアノ)
ジャグディシュ・ミストリー(アンサンブル・モデルン / ヴァイオリン)
アンサンブル・モデルン&トーキョーワンダーサイト アカデミー
東洋×西洋の新しい伝統へ向けて
<成果発表コンサート>
公演日時:2011年2月20日(日) 11:00開演
料金:無料(予約が必要です。メールもしくは電話にてお問い合わせください)
コメント:http://www.tokyo-ws.org/archive/2010/12/post-120.shtmlより
「札幌でのコンサートに参加して、いっしょに『ウィンター・ミュージック』を演奏したり、一柳慧の「サッポロ」では、ステージで自転車に乗って楽譜を交換してまわったことを思いだす。札幌では武満、一柳、小杉、オノ、小林健次の他に小沢征爾も出演していた。」(高橋悠治「草月アートセンターの頃」より抜粋) と書かれているように、ジョン・ケージ初来日に合わせて初演された一柳慧 《Sapporo》 は、1960年代の日本の現代音楽シーンを語るには欠かせない作品です。今回、アンサンブル・モデルン&トーキョーワンダーサイト アカデミーの課題曲となり、ついに再演されることになりました。 《Ryoanji》 はもともと西洋の楽器で演奏されますが、一柳慧がケージに日本の古楽器を紹介した際、音が上がったり下がったりすることが自由にできる「ひちりき」に興味を持ち、ひちりき3本で演奏されたこともあるそうです。西洋音楽とアジアの音楽が出会い、新たな響きが生まれました。この作品には、これからもアジアのほかの楽器や現代の楽器など様々な出会いに開かれているのです。 併せて、アジアの若手現代作曲家にアンサンブル・モデルンによって委嘱された作品がアンサンブル・モデルン自身によって日本初演されます。ユン・ファ・チョーの作品は2009年のエリザベート王妃国際音楽コンクールのヴァイオリン部門の本選の課題曲にもなった曲です。 60年代にあらためて注目が集まりはじめた今、当時の熱い音楽を現代から再解釈してゆきます。このチャンスをお見逃しなく!
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
問合せ先:公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
URI:http://www.tokyo-ws.org/archive/2010/12/post-120.shtml
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