[1部 ] トーク:今井智景&青木涼子
[2部] 今井智景:むかし、をとこありけり~伊勢物語より
(中川運河キャナルアート、ensemble-no共同委嘱 2010)
公演名:Noh × Contemporary Music
2010.12.19 talk & concert 今井智景
公演日時:2010年12月19日(日) 17:00開演
料金:入場無料(各回定員40名/要予約)
お申し込み受付期間 2010年11月28日(日)~2010年12月12日(日)
コメント:http://ryokoaoki.net/concert/about.htmlより
1950年代以降、日本の伝統音楽を素材に使った現代音楽は数多く創作されてきました。特に能楽を素材として扱った作品は、1959年から77年にかけて、武満徹、湯浅譲二、一柳慧、福島和夫の作品の制作が行われましたが、それ以降の世代による作品制作は活発でないのが現状です。 2007年2月にトーキョーワンダーサイト渋谷にて行われた同時代音楽塾シリーズ「Voice 現代日本の作曲家と出会う 第2回目 湯浅譲二の音楽」にて湯浅譲二作曲「雪はふる」(日本舞踊のための付帯音楽。謡・観世寿夫。1972年舞台初演。その後再演なし)がコンサート初演されました。企画は好評を博し、現代音楽の最先端と能楽の精神の共通性に触れた若手の現代音楽作曲家の間に能楽を用いた作品創りの気運が高まり、その後青木涼子(能楽)を中心に数多くの作曲家が能楽とのコラボレーションを行っています。
本企画では、青木涼子を中心とするensemble-no(アンサンブルノウ)が、既に国際的に活躍する若手作曲家5名に委嘱し、ensemble-noのメンバーが演奏発表を行います。2010年9月より2011年3月に渉って、5人の作曲家それぞれにスポットを当てた5回シリーズを開催いたします。1回のプログラムとしては、前半に創作過程についての作曲家のトークを行い、後半この日のために書き下ろした新曲をお届けするという構成となります。我が国が誇る伝統文化である能と世界最先端で活躍する作曲家による現代音楽との融合から生まれる新しい芸術の誕生に立ち会うまたとない機会です。多くの皆さんのご来場をお待ちしております。 本企画後は、コンサート活動を日本だけでなくヨーロッパでも広く展開する予定です。
主催: ensemble-no
問合せ先:[email protected]
URI:http://ryokoaoki.net/concert/info.html
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