公演名:高木早苗 ピアノリサイタル
公演日時:2010年11月20日 14:00開演
会場:王子ホール
料金:全席自由 ¥3,500
プログラム:
エドヴァルド・グリーグ:ホルベルク組曲 Op.40
西田直嗣:新曲委嘱作品(初演)
セルゲイ・プロコフィエフ:サルカズ厶 Op.17
フレデリック・ショパン:ピアノソナタ第3番 ロ短調 Op.58
演奏者:高木早苗 (ピアノ)
コメント:http://sanaetakagi.blog120.fc2.com/blog-entry-181.htmlより
今回のリサイタルは、生誕200年であるショパンのソナタ第3番を主軸に置きました。そして前半には、ショパン以降の作曲家、グリーグ、西田直嗣、プロコフィエフの作品です。 グリーグは「北欧のショパン」と呼ばることもあるほど。そのグリーグの作品を若いプロコフィエフは聴いていて感銘を受けています。西田さんも小さな頃からショパンがいつも側にあったといいます。どこかで脈々と繋がっているショパンの息吹があります。 そしてショパンの背景には敬愛してやまなかったJ.S.バッハの存在。ソナタ第3番の調性であるロ短調・・・これはバッハの平均律において最後の調にあたり、そしてソナタ第2番は変ロ短調から、まるで前作からひとつコマを進めたかのような調です。ショパンは、この作品がピアノソロ曲の長編のものとしては最後の作品になることを予感していたのでしょうか。ショパン以外にも、バッハのロ短調ミサ曲を筆頭に、このロ短調という調の曲には特別なものを感じます。来年生誕200年を迎えるリストも唯一のソナタをロ短調で書いています。 また今回は初めてリサイタルのために、西田直嗣さんに委嘱して新曲を書いていただきました。タイトルは当日プログラムにて公表します。初演を見守っていただけましたら嬉しいです。 あと、こんなことを書くのは大変恐縮なのですが、もしこのブログを見ていらっしゃる方でリサイタルに来ていただく予定の友人知人の皆様へ。どうぞお気遣いなどないよう、手ぶらでいらしてくださいね。チケットを買っていただきお忙しい中来ていただけるだけで、本当に感謝の気持ちで一杯なのです。 当日お目にかかれますことを楽しみにしています♪
主催:プロ アルテ ムジケ
問合せ先:プロ アルテ ムジケ Tel.03-3943-6677
URI:http://www.proarte.co.jp/c_detail.php?cate=26&fileid=226468
コンポーザーカテゴリー:
コメント