オペラ「遣唐使」 ~阿倍仲麻呂~ 全4幕
第一幕 遣唐使の母の祈り
第一場 薬師寺門前の場
第二幕 若き遣唐使の祈り
第一場 阿倍仲麻呂との出逢いの場
第二場 阿倍仲麻呂との別れ
第三幕 長安の別れ
第一場 長安、街のにぎわい
第二場 恋のゆくえ
第四幕 汝、誰がために祈りたるや
第一場 幻に祈る
第二場 友情と蘇生
第三場 悲しみを秘めて、志を果たす
藝術監督・美術:宮廻正明
音楽監督・作曲・指揮:松下功
原作・台本:上野城
監修:山田法胤
阿倍仲麻呂(バリトン):福島明也
李白(テノ一ル):井ノ上了吏
若き遣唐使(テノ-ル):吉田浩之
うつせみ~神の化身~(バリトン):多田羅迪夫
唐の高僧(バス):伊藤純
なでしこ(ソプラノ):佐々木典子
遣唐使の母(能楽):武田孝史
尺八:山本邦山
箏・歌:萩岡松韻
声明:法相宗大本山 薬師寺僧侶
合唱:東京藝術大学特別合唱団
管弦楽:東京藝術大学特別管弦楽団
演出:直井研二
平山郁夫先生一周忌追悼
オペラ「遣唐使」~阿倍仲麻呂~全4幕(松下功:作曲)
公演日時:2011年2月11日(金・祝)/12日(土) 18:30開演
会場:東京藝術大学奏楽堂
料金:8,000円(全指定席)
コメント:http://www.geidai.ac.jp/facilities/sogakudou/info/20110211_14_01.htmlより
壮大なシルクロードの世界を生涯のテーマとしていた故平山郁夫先生(1930年6月15日~2009年12月2日 前東京藝術大学学長)が、20年の歳月をかけて完成させた「大唐西域壁画」を中心に回顧する特別展が、2011年1月18日~3月6日まで、東京国立博物館にて開催されます。これと相まって、この度、一周忌を迎えた平山郁夫先生の追悼としてオペラ《遣唐使~阿倍仲麻呂~》全4幕を東京藝術大学奏楽堂にて上演いたします。「平城遷都1300年祭」を機として創作されたこのオペラは、奈良・薬師寺玄奘三蔵院の「大唐西域壁画」の前で2009年6月に前編、2010年6月に後編が初演され、今回が全曲版による東京初演となります。 天平6年(734)に蘇州を出港し、日本へ帰国しようとした遣唐使たち。その第三船は悲惨な運命をたどる。乗組員115名中、生存者はわずかに4名。その4名の無事帰国に尽力する阿倍仲麻呂。このオペラの第1幕と第2幕では、遣唐使とその母、そして遣唐使を助けた人びとの心と心、縁と縁が、複雑に編み上げられた織物のように展開してゆきます。つづく第3幕と第4幕は、日本と中国の掛橋となった阿倍仲麻呂の愛と苦悩の物語です。仲麻呂の恋人、長安のなでしこと、親友の李白が織りなす魂救済の物語をお楽しみ下さい。
主催:東京藝術大学
問合せ先:東京芸術大学演奏芸術センター050-5525-2465
URI:http://www.geidai.ac.jp/facilities/sogakudou/info/20110211_14_01.html
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