公演名:Music Theater たゆたうた
公演日時:2010年12月17日(金) 15:00/19:00開演
会場:アサヒ・アートスクエア
料金:
イス席:前売・予約 3,500円、当日 4,000円(いずれも1ドリンク付)
桟敷席:前売 2,500円、当日 3,000円(いずれも1ドリンク付)
プログラム:
高橋悠治:西脇順三郎『旅人かへらず』(三味線・うた:田中悠美子)-委嘱初演
大友良英:『和洋共振事始』(新エレキ三味線:田中悠美子、E.ギター:大友良英)-委嘱初演
一ノ瀬響:『心の澄むものは』(三味線・うた:田中悠美子)-委嘱初演
即興 ダンス:鈴木ユキオ、三味線・声:田中悠美子、E.ギター:山本精一
構成・演出・義太夫三味線・新エレキ三味線・声・動き・人形操作:田中悠美子
ダンス:鈴木ユキオ
エレクトロニック・サウンド:一ノ瀬響
ギター:大友良英、山本精一
作曲:一ノ瀬響、高橋悠治、フォルマント兄弟 (三輪眞弘・佐近田展康)、田中悠美子
音楽監修:一ノ瀬響、田中悠美子
構成・演出:田中悠美子
コメント:http://www.japanimprov.com/ytanaka/ytanakaj/tayutauta/index.htmlより
江戸時代に人形浄瑠璃の音楽として生まれ、歌舞伎の音楽、語り物としても発展した義太夫節と義太夫三味線を、伝統芸能の文脈から切り離し、同時代のアート&エンターテインメントとして再生させる試み。前半は高橋悠治・大友良英・一ノ瀬響への委嘱作品初演および、鈴木ユキオのダンス×プリペアド三味線×山本精一のギターによる即興。後半は、能『道成寺』、文楽『日高川入相花王』の物語世界や表現様式を引用しながら解体、読み換え、再構築し、田中自ら義太夫三味線を弾き語り、人形を操り、動くことでそれらを求心的に体現・統合──。エレクトロニクス、ダンス、人形美術、映像、照明などの先鋭的なクリエーターと協働し、懐かしくも未知なるマルチメディア・パフォーマンスをめざす。
田中悠美子
文楽の人間国宝・四世野澤錦糸、女流義太夫の人間国宝・竹本駒之助に義太夫三味線、義太夫節の語りを師事。国内外における現代音楽作品の演奏、即興演奏、シアター作品におけるパフォーマンス、ダンスとのコラボレーションなど、実験的な表現活動を通して、三味線や日本の声の可能性を検証中。1990年度芸術選奨文部大臣新人賞。東京藝術大学音楽研究科修了。編著『まるごと三味線の本』.
主催:田中悠美子
問合せ先:マルメロ( 電話 03-5627-7583 / ファックス 03-5627-7584)
URI:http://www.japanimprov.com/ytanaka/ytanakaj/tayutauta/index.html