マヌエル・ロチャ=イトゥルビデ :”足任せ”
-ピアノとエレクトロニクスのための(2010)<献呈作品・世界初演>
モートン・フェルドマン:バニータ・マーカスのために(1985)
演奏者:高橋アキ(ピアノ)
高橋アキ ピアノドラマティックⅦ - Aki Plays Feldman -
公演日時:2010年12月16日(木) 19:00開演
会場:東京オペラシティ リサイタルホール
料金:全自由席:4,000円
コメント:
http://www.duojapan.com/p01_schedule/より
2002年から始まったピアノドラマティックシリーズも7回目!今回は、フェルドマンの80分における大作を取上げる。音の精緻な濃淡を描き出す、独自の高橋アキの世界!是非ご堪能あれ。
http://members.jcom.home.ne.jp/akitakahashi/2010_12_16_note.htmlより
2002年から始めたこのシリーズは、ピアノ曲でも滅多に演奏されない規模の大きな作品をプログラムの中心に据えてきました。第1回は西村朗氏のヒンドゥー神話を題材にした80分の「ヴィシュヌの化身」、第2回はジョン・ケージの1時間のダンス・ドラマ「フォー・ウォールズ」をダンスは田中泯氏の振付で、昨年の第6回はシューベルトの遺作のソナタ3曲をまとめて演奏しました。 今回はフェルドマンの演奏時間約80分の作品を選びました。私は1980年にフェルドマンの招きで、ニューヨーク州立大学バッファロー校付属の「創造と演奏の芸術センター」のメンバーになりました。ちょうど彼が長大な音楽を書き始めていた時期でした。まだ周囲からも理解されていなかったその美しさに、すっかり魅了された私はすぐにピアノ曲を依頼しました。以来フェルドマンの「音楽家族」の一員となり、彼は作品すべてのピアノ・パートは私の手を想定して書くようになりました。この「バニータ・マーカスのために」もそうです。この名前は、女友達であり彼が才能を高く評価していた弟子の作曲家のものです。フェルドマンは私が彼の長いピアノ曲でコンサートをする時、全く対照的なクセナキスの音楽をその前に弾くことを望んでいました。今回はメキシコの異色の作曲家マヌエル・ロチャ=イトゥルビデが数年前から私のために構想している作品です。この組み合わせがどんなコントラストを生むのか、これも楽しみのひとつです。 高橋アキ
問合せ先:デュオジャパン 03-5428-0571
URI:http://www.duojapan.com/p01_schedule/
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