ディーター・シュネーベル Dieter Schnebel:
réactions(1960/61)~1人の演奏者と聴衆のための協奏曲
演奏:中川俊郎(ピアノ)+聴衆の皆様
nostalgie(1962)~1人の指揮者によるパフォーマンス作品
演奏:川島素晴
Maulwerke(1968/74)~声によるパフォーマンス作品
演奏:足立智美 多井智紀 中川俊郎 山根明季子 音響:有馬純寿
Körper-Sprache(1979/80)~身体によるパフォーマンス作品
演奏:足立智美 多井智紀 中川俊郎 山根明季子 音響:有馬純寿
Funf Inventionen(1987~湾曲弓を用いるチェロ独奏曲
演奏:多井智紀(チェロ)
Haydn-Destillate(2006/08/日本初演)~ハイドンに基づく作品
演奏:亀井庸州(ヴァイオリン) 多井智紀(チェロ) 中川俊郎(ピアノ)
監修:長野麻子
eX.15 ディーター・シュネーベル研究
公演日時:2010年12月20日 19:00開演
会場:杉並公会堂
料金:¥3000(予約・前売り ¥2500)
コメント:http://www.komp.jp/10_12_20.htmlより
eX.(エクスドット)では、これまで様々な企画を行ってきたが、中でも作曲家の個展は、シュトックハウゼン、ファーニホウ、ケージ、湯浅譲二、甲斐説宗、ドナトーニと、定期的に継続してきた。 15回目となる今回は、ドイツの現代音楽界の巨匠、ディーター・シュネーベルを特集する。 視覚性を重視した初期の実験的な作品、声や身体を根本からとらえ直してワークショップ的に作り上げる中期のパフォーマンス作品、そしてクラシックの伝統を検証する器楽作品への取り組みから、最近作の日本初演を含むこの選曲は、生誕80年を迎えたシュネーベル本人の賛辞をも得た、彼の足跡を多面的に紹介する内容となっている。飛行機旅行が不可能なために来日は実現しなかったが、監修者としてお迎えしたシュネーベル研究の第一人者・長野麻子氏によってご本人との直接の連絡も行っており、チラシ表に記載した直筆のコメントもこの公演のために頂戴したものである。 また、12月20日の「live」当日には、開演に先立ってシュネーベル自身のビデオメッセージを上映する。 更に、「live」に先行して12月18日に開催する「experiment」では、監修者・長野麻子氏によって、 今回取り上げる作品をはじめ、様々な作品の試聴を交えつつ、シュネーベルの来歴を辿る。 ムジークテアター、過去の音楽への注釈等、様々な意味で現代音楽の文脈に欠かせない足跡を残してきたシュネーベルであるが、日本での上演機会は決して充分なものではなかった。 会場で観なければ体験できない彼の作品、是非この機会に、ご覧下さい。
主催:eX.
問合せ先:eX. 事務局 090-9824-1982(山根) 090-2901-0481(川島)
URI:http://www.komp.jp/10_12_20.html
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