阿部俊祐:音の影(委嘱作品初演)
酒井健治:ハイパーリンク(委嘱作品初演)
末吉保雄:地蔵2(委嘱作品初演)
トン・タット・ティエット:アイ・ヴァン
アラン・モエーヌ:物語-出会い-(委嘱作品初演)
エディット・ルジェ:自然のすべては黄金から浮かび上がる・・・
ジャン=フェリ・ルベル:舞踏さまざま
演奏者:鷹羽弘晃(指揮) 福正大輔(演出) ローラン・テシュネ(チェンバロ・芸術監督)
青木涼子(能謡) 市瀬陽子(ダンス) 竹田純(ダンス) 香野竜寛(ダンス) 花柳美輝風(日本舞踊)
アンサンブル室町 ポール・クローデルの百扇帖Ⅱ
公演日時:2011年1月4日(火) 19:00開演
18:00開場(プレ・トーク 18:30~19:00 司会:関根敏子)
会場:東京文化会館 小ホール
料金:自由:4,000 学生:2,500
コメント:http://ensemblemuromachi.blog116.fc2.com/blog-entry-26.htmlより
演奏会によせて
『百扇帖』は、こよなく日本を愛し、日本滞在を幾度も重ねたフランスの詩人・劇作家ポール・クローデル(1868-1955)の詩集です。この作品は、1927年頃、俳諧形式で書かれた150の短詩に画家・有島生馬(1882-1974)の書が添えられて、日本で出版されました。
アンサンブル室町による連続公演は、文学と絵画の優美さを湛えたクローデルの詩集『百扇帖』を土台としています。第1回公演は、2010年に東京の日本大学カザルスホールで開催されました。そして、これから第2回公演を皆さまにご覧いただきます。
クローデルが愛した言葉「目で聴く」は、「心と魂の耳」とともに、アンサンブル室町の「複文明的」な響きの実験に刺激を与え続け、過去・現在・未来と記号・音楽・舞踏を統合したスペクタクルへと導いてくれました。
2011年の新春、芸術が現代社会で果たす重要な役割を自覚している私たち作曲家、演奏家、そして気鋭の芸術家たちが、皆さまとご一緒に、絶えず変化していく創造性を賛美する一夜を分かち合い、新しい年を祝うことができるのは本当に幸せなことです。
ローラン・テシュネ
主催:カメラータ・トウキョウ
問合せ先:カメラータ・トウキョウ 03-5790-5560.
URI:http://www.camerata.co.jp/J/concert/f_MUROMACHI.html
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