ベンジャミン・ブリテン：組曲
レーモンド・マリー・シェーファー：アリアドネの冠
武満徹：海へ
カルロス・サルツェード ：シンチレーション
ガブリエル・フォーレ ：塔の中の王妃
高橋悠治：委嘱新作初演
演奏者：片岡詩乃（ハープ） 近藤孝憲（フルート）
公演名：片岡詩乃 ハープリサイタル
公演日時：2010年12月17日（金） 19:00開演
会場：王子ホール
料金：4000円
コメント：http://musicscene.jp/musicscene/event/より
片岡詩乃は、もちろんオーケストラや室内楽での活躍もさることながら、ながく現代作品を演奏する団体に所属し、単に「弾く」のみならず、作曲の生きた現場にも多く立ちあってきた人物である。今回のリサイタルでは、一般的なイメージに応えるかたちでの古典的なレパートリーから、委嘱作品の初演まで、ハープという楽器の21世紀現在の可能性を提示する。それは演奏者個人の、これまでに積み重ねてきたものを示すものでありながら、高橋悠治の新作をもって、この楽器の未来をも展望するものとなるだろう。ハープの「イメージ」に対して、片岡詩乃がその存在と音・音楽によって与える広がりは、けっして小さなものではないと信じる。（小沼純一）
問合せ先：王子ホールチケットセンター：TEL03-3567-9990
URI：http://www.ojihall.jp/concert/calendar/2010_12cal.html
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